視覚デザイン専攻について

視覚デザイン専攻は3年次より「視覚伝達デザインコース」と「視覚情報デザインコース」の2コースに分かれ、共通して革新的なデジタルの活用と、視覚デザイン分野の専門性を学修することで、使う人の気持ちに寄り添うデザインの提案を行います。「視覚伝達デザインコース」では、社会のニーズに対応し、理念や構想などを視覚的に判りやすく伝達するデザインを修得します。「視覚情報デザインコース」では、ICT(情報通信技術)を中心とした情報デザイン分野から、Web、UI(ユーザーインターフェイス)、UX(ユーザーエクスペリエンス)、3DCG、などの技術をフルに活用したデザインを修得します。
特長
- ●3年次からコースに所属し、それぞれの専門性を高めながら人の感性に届く視覚表現を追究
- ●広告、エディトリアル、イラストレーション、映像などの表現を学ぶ「視覚伝達デザインコース」とWeb、マテリアルデザイン制作、UX(ユーザーエクスペリエンス)、GUI構築、3DCGなどの情報技術を学ぶ「視覚情報デザインコース」を設置
2コースについて
視覚伝達デザインコース

社会における出来事や人々の想いを、視覚的に伝達することに貢献し、人と人とのコミュニケーションを生み出すデザインを提案します。タイポグラフィ、イラストレーション、映像などの専門的な知識と技術を駆使して、印刷物、Web、デジタルサイネージなどの媒体に、広告、ブランディング、VI(ビジュアル・アイデンティティ)計画、書籍、ポスター、インフォグラフィックス(データや情報の分かりやすい表現方法)などを展開するグラフィックデザインの手法を学ぶことができます。多くの人々に出来事や考え方を伝える視覚デザイン表現を追求するコースです。
視覚伝達デザインコースの代表科目例

専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
人々が実際に行動している現場をフィールドワークし、どのようなコミュニケーションが生まれるか検討を重ね、デザインの立案・提案を行うプロセスを学びます。ブラッシュアップを重ねて形にすることで、発想力や提案力を身につけます。

広告論
デザインにおける広告の目的、媒体の種類と特徴を知り、広告制作について学びます。キャッチコピーやデザインを具体的に考えていくことで、クロスメディア戦略やブランドコミュニケーションについて理解します。
その他の履修科目例
感性演習/色彩概論/平面表現の基礎/スキル演習(撮影・画像加工、Webコンテンツデザイン、エディトリアルデザイン、ビジュアルコミュニケーションなど)/伝達デザイン論/編集論/ 広告論/ 情報デザイン論/ 視覚デザイン専攻専門演習/視覚伝達デザインコース専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/ デザイン卒業研究Ⅰ・Ⅱ/視覚伝達デザイン卒業研究 ほか
卒業後の進路
視覚伝達デザインコース:一般企業における総合職(商品開発、企画推進、広報、営業、制作、マーケティング部門など)/広告代理店/広告制作会社/出版社/デザイン事務所/印刷会社/Web制作会社/イベント企画会社におけるディレクター/コンセプトデザイナー/グラフィックデザイナー/Webデザイナー ほか
視覚情報デザインコースの代表科目例

インフォメーションデザイン
複雑なデータ情報を簡潔に分かりやすく整理し、動きを用いたインフォグラフィックス(視覚情報デザイン)として映像化する表現力を学びます。「統計・数値、分類・比較、工程・手順」などを分かりやすく伝えることで、数値情報を使った問題解決力を養います。

情報デザイン論
大量の情報をいかにして整理し、わかりやすく伝えるか。それが情報デザインの領域です。情報デザインの歴史、考え方、アプローチの方法、情報モラルについて、具体的な事例を挙げて「情報デザインとは何か」を考察します。
その他の履修科目例
感性演習/色彩概論/平面表現の基礎/スキル演習(デジタル映像表現など)/映像論/コンピュータグラフィックス論/サウンドデザイン論/視覚情報デザインコース専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/デザイン卒業研究Ⅰ・Ⅱ/視覚情報デザイン卒業研究 ほか
卒業後の進路
視覚情報デザインコース:一般企業における総合職(商品開発、企画推進、広報、営業、制作、マーケティング部門など)/ IT関連会社・広告会社・Webデザイン制作会社・Webコンテンツ制作会社・デジタルサイネージ会社・情報デザイン会社・CG制作会社・グラフィックデザイン会社Webデザイナー・ユーザーインターフェイスデザイナー・フロントエンジニア ほか
教員一覧











