「最先端」に挑む
 東京工科大学片柳研究所

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片柳研究所

片柳研究所 外観

東京工科大学片柳研究所は、最新の設備環境のもと、持続可能な社会の実現を支える先進的研究に取り組む施設です。産官学の連携をベースに幅広い領域にわたる社会課題の解決に貢献する、価値ある成果の創出をめざしています。

デジタルツインセンター

現実と仮想の融合領域の開拓に挑む

コンピュータサイエンスや工学、メディア、デザイン、医療、バイオなど、時代の先端領域を扱う多彩な学部を持つ特徴を生かし、異分野融合を基本に活動を展開。また、デジタル産業をリードする企業や外部人材と共同で、デジタルツインを適用した未知・未踏分野の開発をめざします。デジタル社会の次代を担う若手研究者・開発者の育成を進めていきます。

デジタルツインセンターの図解。研究開発と表現支援で、化学反応による革新的デジタルツイン創出、社会実装とデジタルツイン専門的人材(研究者・エンジニア)の育成を目指す

食と農の未来研究センター

高品質な生産を実現する
新たな農業技術に挑む

農業従事者の減少や高齢化が進んでいる今、農業の効率化は急務です。さらに、より環境に配慮した農業への進化や、消費者に新しい価値を提供できる農業への革新を求める声も高まっています。このような背景のもと東京工科大学では、「食」と「農」の分野で、学部横断的な体制のもと実践的な研究を推進していくために「食と農の未来研究センター」を設立しました。このセンターでは生命科学とICTをベースに、特に「スマート農業」分野を中心とする先駆的研究に取り組み、新たな農業技術や品種・製品を生み出すとともに、未来の農業を支える人材の育成をめざします。

デジタルヘルス・イノベーションセンター(DHIC)

医療・福祉の革新に挑む

医療・介護・ヘルスケア関連領域に最新テクノロジーを融合させることで、人々が安全・安心、健康に暮らせる社会の実現に貢献することをめざす組織が「デジタルヘルス・イノベーションセンター」です。ここでは、医療・福祉領域の専門研究者が分野横断的に連携するほか、他大学の研究者と企業を交えた産官学協働などで、開発から実装までをめざして活動を展開。XRトレーニング、AIグラス、メタバーストレーニング、転倒予測、作業ミス検知などに関連する新技術の開発をはじめ、幅広い先端研究に取り組みます。

未来モビリティ研究センター

未来の移動手段の課題に挑む

ユーザー中心のアプローチで、モビリティの未来の創造に挑戦するのが「未来モビリティ研究センター」です。デザイン・アート思考を活用した未踏モビリティの開発によって人々の暮らしを支えるとともに、デザイン、工学、IoT、農業、医療・看護などの多岐にわたる分野を融合させたイノベーションエンジニアリングの実現をめざします。

セラミックス複合材料(CMC)センター

材料の課題解決に挑む

次世代材料として注目を集めている「セラミックス複合材料(CMC:CeramicMatrixComposites)」の研究開発を目的として、2017年に片柳研究所に設立された先端施設で、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同研究も行っています。CMCの製造・評価・解析などを総合的に行う世界に類を見ない研究拠点であり、学術的な研究・論文発表にも力を入れています。当センターの成果は、国内外におけるCMCの実用化に生かされています。また、所属する教員の多くが企業出身者であることも特徴で、この分野の第一線の研究者とともに学生がCMCに関する研究や学修に取り組むことができます。CMCに興味のある学生は、各学部・研究科や片柳研究所との共同研究に参加することにより、当センターの研究に携わることが可能です。

先端リグニン材料研究センター

脱炭素社会の実現に挑む

CO2削減に貢献する新材料開発の研究拠点として、「先端リグニン材料研究センター」を設立。脱炭素とともに石油由来材料に代わる高機能材料をつくる新技術が求められる中、当センターでは、樹木中に含まれるリグニンから環境問題解決に寄与する革新的新規機能材料を開発していきます。

ヒューマンムーブメントセンター

健康や競技力の向上に挑む

子どもからプロアスリートに至るまで、幅広い層を対象に、運動(ムーブメント)の改善を通じて健康促進、障害予防およびパフォーマンスの向上をめざします。特に、動作解析装置や機械学習などの先進テクノロジーを駆使し、対象者の潜在能力を最大限に引き出すための多角的なアプローチを用いたメソッドを開発していきます。