メディア学部　研究紹介

日本初の総合ゲーム教育（三上）

東京工科大学メディア学部が他大学に先駆けて総合的なゲーム教育を初めて今年で10周年を迎えました。現在では、エンタテインメントからシリアスまで様々な分野をカバーする世界でも有数のゲーム教育・研究機関となりました。メディア学部のゲーム教育の特徴は1年生から参加できる、プロジェクトベースのアクティブラーニングにあります。
今回のオープンキャンパスでは、「東京ゲームショウ」に向けて制作しているエンタテインメント向けのゲームのほか、英語や数学教育に焦点を当てたシリアスゲームを展示します。また、こうしたコンテンツを開発する最先端の開発環境も公開します。
ただ作るだけではなく、「研究を通じてゲームの未来を変える」、「ゲームの力で未来を変える」メディア学部のゲーム教育にぜひ触れてください。

次世代ゲーミフィケーション(NGF)
ゲームイノベーション
ゲームサイエンス

メディア学部　研究紹介

プロシージャルアニメーションの研究紹介（菊池ほか）

「プロシージャルアニメーション」とは、アニメーションのモーションを物理シミュレーションやビジュアルシミュレーションなどによって、アルゴリズムで自動生成しようとする試みのことです。

自然物・自然現象やキャラクタなどの運動を「クリエーターが手間をかけて作るのは大変っ！」という場合、インプリメントされたアルゴリズムによってコンピュータにそのモーションを自動で生成させることにより、リアルなモーションをクリエーターの手を煩わせることなく再現しようとする技術です。

この研究紹介では、「自然物・自然現象」や「キャラクタ」などを対象としたプロシージャルアニメーション技術に関するこれまでの研究成果を紹介します。

メディア学部　研究紹介

音楽制作を体験しよう（吉岡）

音楽はコンテンツにとって、とても重要な役割を担っています。例えば映画のシーンとシーンを繋げたり、映像では表現出来ない感情を表現したりします。音楽はとても身近な存在ですが、作るのには様々なスキルや知識が必要になります。音楽だけでなく、レコーディングなどの音響に関するスキルも重要です。DAW（Digital Audio Workstation）を使った音楽制作、シンセサイザーによる音色作り、マルチトラックのレコーディングやミキシングなどを体験し、音楽制作を楽しみましょう。音楽制作を体験すると、普段聞いている音楽の聞こえ方が変ってくるかもしれません。

メディア学部　研究紹介

インターネット応用（藤澤ほか）

インターネット応用のテーマでは、いくつかの演習や卒業研究からセレクトして展示を行います。プロジェクト演習「地図メディア活用」からはOpenStreetMapという地図データを扱う演習の紹介、同じくプロジェクト演習の「クリエイティブ・アプリケーション」からは、学生が開発したiPhoneやiPad向けの実用的なアプリ、メディア・アート、ゲームなどのアプリを紹介します。メディア専門演習「ネットワーク構築」からは実際に行っている演習の一部をデモします。卒業研究「AED：体験の拡張とデザイン」と「ネットワークメディア」からは、この春に卒業した学生の成果や今年の卒研生の研究の途中経過を紹介します。