メディア学部

School of Media Science 八王子

REC.005 「感動できる自分を忘れない」

2014年11月11日開催

season2

REC.005 chapter.2
感動できる自分を忘れない

―講義では「『情熱』が自分自身のエンジンを一番活発にする」と締めくくりました。前に進むために大切にしていることは何ですか?

野村:直感です。それを選ぶのが一番信用できる気がします。そう信じたいですね。

―そのような感覚は、やはり経験が培ったものなのでしょうね?

野村:これまでの経験はもちろん大きいですし、僕は周りの人に恵まれていると思います。上司や一緒にやっている周りのスタッフ、また若手のマネージャーには感性の高い人たちがたくさんいますので、そういう人たちとの会話から得られるものも大きいです。アップデートされた情報も得られるし、そういう意味では、感度の高い人と付き合うことも、直感には大きなポイントだと思います。

―新人発掘では、どのような感覚がまず動くのですか?

野村:それは心じゃないですかね。感動するとかしないとかの部分は、とても大事だと思います。その人と話してみると、エネルギーみたいなもの、パワーがある人とない人は何となくわかりますよね。

―わかります。

野村:僕は、パワーがある人はどこか劣等感があり、負の要素を持っていると感じています。そういう人はやっぱり強い。一度挫折している人や負けたことのある人は、それなりに勇気を持って挑戦したからだと思うんです。恐れないでやっているからこそ失敗もありますよね。だから挫折を経験している人は、やっぱり強いと思います。そういう人とは、話しているうちに自分の心が徐々に動き出す感じですね。

―プロデュースでは、どのようなノウハウを使うのですか?

野村:目標・目的のために、一番の近道、最短距離をどのようにとったらいいのかを考えます。それはアーティストによっても、時代によっても違います。その場その場で試行錯誤の繰り返しですが、ただ遠回りしようとは思いません。

―最後になりますが、野村先生が仕事で一番大切にしていることは何ですか?

野村:感動できることですかね。人を感動させる仕事だから、自分が感動しなきゃいけない。だから、ちゃんと感動できる自分でありたいと思うことが、大切にしていることかな。一言で言うと、感動できる自分を忘れないようにしたい、ですね。

―ありがとうございました。

 

chapter.2 感動できる自分を忘れない

野村達矢さん

REC.005 野村達矢さん
ヒップランドミュージックコーポレーション常務取締役執行役員 兼 制作本部本部長
ロングフェロー代表取締役
一般社団法人日本音楽制作者連盟理事

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