医療保健学部

School of Health Sciences 蒲田

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東京工科大学医療保健学部
産業保健実践研究センター

東京工科大学医療保健学部 産業保健実践研究センターについて

産業保健実践研究センターとは

産業保健とは、事業者や働く人々がおこなう安全衛生活動を支援することをいいます。働く人の約半数には、健康診断を受けていなかったり、危険性の高い有害な仕事に従事する人も多く、深刻な健康問題があるところも少なくありません。また、からだの問題だけでなく、こころ(メンタルヘルス)の問題も多くなってきています。 近年、働く人をとりまく環境は、労働の過密化(過重労働)、雇用の不安、労働の格差からくる健康格差など非常に厳しいものとなっています。その他にも、少子化に伴う労働年齢の高齢化、女性労働における問題など、さまざまな課題があります。
よって産業保健実践研究センターでは、これらの問題を解決し、働く人々が元気に仕事ができるよう、研究をおこなったり、保健師や看護師、衛生管理者などの産業保健専門職の研修などをおこなっています。

■産業保健実践研究センターと大田区内機関・組織との連携

産業保健実践研究センターと大田区内機関・組織との連携

東京工科大学に産業保健実践研究センターがあるのはなぜ?

東京工科大学蒲田キャンパスは、京浜工業地帯の中心の地である大田区に位置し、日本の働く人6000万人のうちの0.6%の割合をしめています。ます。日本の産業を支えてきた実力のある多くの中小企業が存在する地区で、まさに日本の産業構造の縮図的な地であるといえます。
東京工科大学医療保健学部産業保健実践研究センターは、そのような地域に密着し、産業保健・産業看護の先駆的研究をおこない、社会に貢献することを目的としています。
大企業の多くの本社が集中する東京、また、中小企業が多く点在する日本の産業構造の縮図のような大田区において、当センターは日本の産業保健・産業看護の中核として、実践研究を推進しています。

東京工科大学産業保健実践研究センターの機能

1)様々な地域の産業保健関連機関と密接に連携をとりながら、中小企業における健康管理を研究や実践を通じて推進しています
2)我が国の産業保健研究の拠点となるよう、産業保健・産業看護における様々な分野において研究を推進しています
3)保健師・看護師に、産業保健・産業看護の現任教育を推進しています
日本産業保健師会事務局の設置
4)産業保健専門職や企業などを対象に、健康管理関連の教育・講義や研修をおこないます
5)産業保健・産業看護に関する学会・研修会・研究会への協力をおこないます
6)政労使学(行政・労働者・使用者・学際)へ産業保健・産業看護の研究をもとに、協力・提言をおこいます
7)本学の学生に対し、産業保健、公衆衛生を学ぶ機会としてサマーフィールドワークの国内版、国際版を開催しています。

定期勉強会

産業保健・産業看護定期勉強会…毎月第2金曜日 19:00~21:00
大田区を中心に、東京、神奈川の産業保健分野に従事する新任期~中堅期の保健師・看護師を対象に定期勉強会を開催し、毎回、充実した内容となっています。

現在の主な研究

1)小規模事業場での効果的な健康管理のモデル構築
2)事業場におけるメンタルヘルス対策を促進させるリスクアセスメント手法の研究
3)産業保健分野のポピュレーションアプローチ推進方法の開発と産業保健師等の継続教育に関する研究

お知らせ(新着情報)

【当センターの構成】2021.04.01現在

センター長:五十嵐千代(東京工科大学医療保健学部地域看護学教授)
センター員:江川優子、一色喜保、大野祐子(東京工科大学医療保健学部地域看護学)
客員教授:飯島美世子(東京産業保健総合支援センター)、北條稔(東京都医師会)、東郷史治(東京大学教養学部准教授)、土肥誠太郎(三井化学株式会社本社統括産業医)

お問い合わせ先

東京工科大学医療保健学部 産業保健実践研究センター
五十嵐:igarashi(at)stf.teu.ac.jp
※(at)をアットマークに置き換えてください。

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