メディア学とは何ですか？

　文系・理工系・芸術系の枠を超えた融合分野です。「人から人へ情報を伝達すること」に関する学問分野であり、（社会学の）メディア論、映像処理、音声処理、コンテンツ創作など、幅広い分野を包含します。

メディア学部とコンピューターサイエンス系の学部はどこが違いますか？ メディア学部で学ぶことでどのような強みが身に付きますか？

　この2つには大きな共通部分もあり、差異もあります。共通部分については、メディア技術コースの説明をご参照ください。メディア学部とコンピューターサイエンス系の学部の主な違いは以下のとおりです。コンピューターサイエンス系の学部では、一般に、コンピューターに関する原理や仕組みを勉強し、コンピューターを役立てる技術を身に付けます。一方、メディア学部では、映像制作技法、ゲーム制作技法、デジタルジャーナリズム、デジタルマーケティングなど、メディアに関わる幅広い専門知識を身に付けることができます。メディア学部で学べる具体的な科目については、本学部のカリキュラムをご覧ください。

専門学校でゲームや映像の制作を学ぶのとの違いは何ですか？

　専門学校では、一般に、そのとき主流の技術に習熟することに主眼が置かれています。一方、メディア学部では、将来新しい技術が出てきても困らないように、基礎的なことから体系的にゲームや映像を制作するための理論や技法を教えています。詳しくは、メディアコンテンツコースの説明をご参照ください。また、メディア学部を卒業すると、4年制大学卒業の資格（学士号）を取得することができます。

プロジェクト演習とは何ですか？ 1年生からゲーム制作や映像制作について学べますか？

　プロジェクト演習とは、1年生のうちから、（本来なら3年生程度で挑戦する）専門性の高い実践演習に挑戦できる制度です。1年生のうちからゲーム制作や映像制作等を実践的に学ぶことができます。サークル活動と異なり、プロジェクト演習での活動は、卒業要件の単位として認定されます。プロジェクト演習では、メディア学に関する多様なテーマの演習が用意されています。テーマ一覧については、こちらをご覧ください。

ノートパソコンはどれを買えばいいですか？ 自分で用意してもいいですか？

　メディア学部の学生は、授業にノートパソコンが必須となっています。スペックに注意しながら自分で用意していただいても構いません。どれを買えばいいか分からない学生のために、入学時に推奨ノートパソコンを案内しています。ノートパソコンのサポートについては、大学概要のページをご確認ください。

プログラミングは必須ですか？ プログラミングが苦手でもやっていけますか？

　必修の科目の中で数回、基礎的なプログラミングを扱う授業があります。基礎的な内容であり、初学者向けに丁寧に説明しますので、必修科目においてはそれほど心配しなくてもよいです。プログラミングが苦手である場合、プログラミングを必要としない科目を中心に選択して卒業することが可能です。各科目でプログラミングを扱うかどうかは、シラバスで確認することができます。また、本学学生は学修支援センターで無償で何度でもプログラミングに関するアドバイスや支援を受けることができます。

理数系科目が苦手でもやっていけますか？

　理数系科目が苦手な学生のことも考慮しながら、教養学環（いわゆる全学共通や教養学部）が丁寧に1年生向けの理数系科目を提供しています。例えば、1年生前期の数学の授業は習熟度別にクラスが分かれています。理数系の知識や技術がそれほど必要とされない科目を中心に選択して卒業することも可能です。本学学生は学修支援センターで無償で何度でも数学や物理等に関するアドバイスや支援を受けることができますので、理数系の知識が必要となる授業の予習や復習に学修支援センターを気軽に活用することができます。