コンピュータサイエンス学部

School of Computer Science 八王子

人工知能専攻の研究紹介

人工知能の技術は、機械学習、特に、2010年代に深層学習の技術が出現してから急速に発展しています。碁や将棋で、人間を打ち負かす人工知能ができたのも、この技術の出現によるところが大きいのです。また、たとえば、いろいろな画像を見て何が写っているのか判断する、画像認識や、スマートスピーカにみられるような、音声認識に適用されて、大きな成果をあげています。最近では、自動翻訳等に用いられる、自然言語処理の能力も飛躍的に向上しています。

人工知能技術の応用分野は、これから飛躍的に拡大してゆくと考えられます。社会のいろいろなデータを分析する、データサイエンスの分野は、すでに広く利用されているものの一つです。スマートスピーカにみられるように、インターネットサービスは、人工知能の技術なしでは成り立たなくなりつつあります。これと並んで、自動車やロボットなどの、いろいろな機械装置を人工知能を使って動かすことは、社会の構造自体を変える力を持つ重要な技術です。また、医療においても、CT画像の自動判定や、医薬品開発等にどんどん利用されつつあります。

東京工科大学コンピュータサイエンス学部人工知能専攻では、このような背景をふまえ、広い範囲での研究を行っています。分野に分けて、どのような活動を行っているかご紹介いたします。

研究紹介ビデオ

「人工知能専攻」の全体の研究について、青木輝勝教授よりご説明いたします。

分野ごとの活動

機械学習

様々な深層学習手法の基礎研究ならびに深層学習を利用した自然言語、画像、音声などの処理・認識技術などについて研究しています。

データサイエンス

データサイエンスの基礎研究ならびに金融・医療・スポーツなどへの応用について研究しています。

ヒューマンインターフェース・認知科学

ヒューマンインターフェースや認知科学に関し, 基礎から応用まで様々な視点から研究を進めています。

ロボティクス

動物と同じように自律的に行動し周囲から情報を収集して自分の行動を決めることができる自立型ロボットの研究を進めています。